春闘 首相「定昇難しい」(産経新聞)
鳩山由紀夫首相は26日夜、今年の春闘で、連合が定期昇給の確保を求めていることについて、「連合のお考えは理解できるが、現在の経済状況はそう簡単ではない。経営者の皆さんにとって、簡単に昇給できる状況ではないと思う」と語り、定昇凍結を視野に入れている経営側に一定の理解を示した。首相官邸で記者団に語った。
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<着服>博多署員が課内の積立金100万円を 停職処分に(毎日新聞)
福岡県警は28日、博多署交通1課の男性巡査部長(49)が、課内の旅行積立金約100万円を使い込んでいたとして、停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。県警によると、全額返済されており、巡査部長は同日付で辞職した。
県警によると、同課では職員が私的な旅行やレジャーに備え任意で毎月給与から3000〜5000円程度を積み立てている。元巡査部長が管理役だったが一昨年9月〜昨年5月、6回にわたって計102万円を使い込んだという。
離婚の慰謝料や子どもの養育費に充てたと話している。また、昨年6月の職員への払い戻しを前に、着服分を穴埋めしようと、昨年4〜5月に34万円を持ち出し競艇につぎ込んだ分もあるという。
従来は上司の係長が通帳を管理していたが、06年から出入金担当だった元巡査部長を信頼し、07年3月に通帳を預けていたという。昨年5月に職員が無断欠勤し、事情を聴いたところ着服が判明した。県警は係長(57)を戒告処分とした。【山田宏太郎】
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県警によると、同課では職員が私的な旅行やレジャーに備え任意で毎月給与から3000〜5000円程度を積み立てている。元巡査部長が管理役だったが一昨年9月〜昨年5月、6回にわたって計102万円を使い込んだという。
離婚の慰謝料や子どもの養育費に充てたと話している。また、昨年6月の職員への払い戻しを前に、着服分を穴埋めしようと、昨年4〜5月に34万円を持ち出し競艇につぎ込んだ分もあるという。
従来は上司の係長が通帳を管理していたが、06年から出入金担当だった元巡査部長を信頼し、07年3月に通帳を預けていたという。昨年5月に職員が無断欠勤し、事情を聴いたところ着服が判明した。県警は係長(57)を戒告処分とした。【山田宏太郎】
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福知山線遺族ら意見陳述申し入れ=神戸検察審査会に(時事通信)
乗客106人が犠牲になったJR福知山線脱線事故で、業務上過失致死傷容疑で告訴されたが不起訴となった井手正敬元会長(74)らJR西日本の歴代社長3人について、神戸第1検察審査会に審査を申し立てている遺族ら35人の代表は27日、審査会に意見陳述の機会を申し入れた。
審査会事務局は「審査会に諮り、機会を設けるか決める」としている。
審査会は昨年10月、3人について起訴相当と議決。改めて起訴議決した場合には、改正検察審査会法に基づき「強制起訴」される。
代表として意見書を提出した木下広史さん(51)は「事故の原因は起訴された山崎正夫前社長1人の過失なのか非常に疑問。検察が捜査している観点とは違う意見を述べたい」と話した。
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11月第3次産業活動指数、0.2%低下(時事通信)
経済産業省が20日発表した昨年11月の第3次産業活動指数(2005年=100、季節調整済み)は、前月比0.2%低下の96.6と、2カ月ぶりのマイナスになった。
給与水準の低下を背景に、飲食料品などの卸売・小売業やサービス業、宿泊業が低調だったほか、情報通信業も官庁や企業向けのソフトウエアの受注が減少し低下した。
一方、不動産価格の下落により取引が増えた不動産業、物品賃貸業は前月比プラスだった。
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だんじり横転事故で3人を書類送検 大阪・富田林署(産経新聞)
大阪府富田林市で昨年10月、地元町会が秋祭りで曳航(えいこう)していただんじりが横転、男女8人が重軽傷を負った事故で、富田林署は19日、安全への注意義務を怠ったとして重過失傷害の疑いで、地元町会の責任者ら3人を地検堺支部に書類送検した。いずれも容疑を認めているという。
富田林署によると、3人は地元町会の総代(62)と副総代(60)、現場責任者(45)。
送検容疑は昨年10月18日夜、同市本町の路上でだんじりを後ろ向きに引っ張っていた際、定員を上回る人を屋根の上に乗せるなどして横転させ、14〜50歳の男女8人に重軽傷を負わせたとしている。
富田林署によると、3人は片側の車輪が大きく摩耗していることを認識しながら曳航を続け、さらに警察が許可した定員3人の2倍の6人を屋根の上に乗せるなどしていたという。
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富田林署によると、3人は地元町会の総代(62)と副総代(60)、現場責任者(45)。
送検容疑は昨年10月18日夜、同市本町の路上でだんじりを後ろ向きに引っ張っていた際、定員を上回る人を屋根の上に乗せるなどして横転させ、14〜50歳の男女8人に重軽傷を負わせたとしている。
富田林署によると、3人は片側の車輪が大きく摩耗していることを認識しながら曳航を続け、さらに警察が許可した定員3人の2倍の6人を屋根の上に乗せるなどしていたという。
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鳩山首相、小沢氏続投を了承=「身の潔白信じる」(時事通信)
鳩山由紀夫首相は16日午後、小沢一郎民主党幹事長の資金管理団体による土地購入事件で元秘書の石川知裕衆院議員が逮捕されたことを受けた小沢氏の進退について、「小沢さんとしてはしっかり幹事長職を頑張ってやるという思いだったから、私もそれを信頼している。身の潔白を自ら信じているということだったから、わたしもそのことを信じている」と述べ、続投させる意向を表明した。小沢氏と会談後、首相公邸前で記者団の質問に答えた。
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対北制裁解除「認めず」 日韓外相が一致(産経新聞)
岡田克也外相は16日午前、来日中の韓国の柳明桓外交通商相と、都内のホテルで会談した。両氏は北朝鮮が6カ国協議復帰の条件としている制裁解除について「認められない」との認識で一致。核、ミサイル開発や日本人拉致などに対して、米国を加えた3カ国が緊密に連携し対処していく方針を改めて確認した。
永住外国人への地方参政権(選挙権)付与については、柳氏が「期待している」と表明したのに対し、岡田氏は「現在それについては検討しているところだ」と述べた。李明博大統領の来日、岡田氏の訪韓についても日程調整に入ることを確認した。
また、経済連携協定(EPA)締結交渉について岡田氏が「早期の交渉再開、交渉加速化を目指したい」と求めたのに対し、柳氏は「交渉再開の雰囲気作りに引き続き努力したい」と述べた。
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出雲大社本殿の大屋根に伝統工芸技法で雨漏り防止対策 (産経新聞)
約60年ぶりの「平成の大遷宮」に伴い、国宝・本殿の大屋根修理が行われている出雲大社(島根県出雲市)で、檜皮葺(ひわだぶき)下に、「刻苧(こくそ)」と呼ばれる漆器作りなどの伝統工芸技法が使われていることが18日、わかった。神社建築では珍しい技法だが、雨漏りを防止する目的で使用されていたとみられ、建築専門家や関係者らから注目を集めている。
刻苧は、生漆(きうるし)に刻んだ麻や木粉を混ぜ、漆器の素地の合わせ目や割れ目をふさぐ充填(じゅうてん)剤として使われる伝統工芸技法。
檜皮(厚さ約30〜90センチ)下の野地板と目板の継ぎ目などに幅約1センチ、深さ6ミリ前後に約30センチ間隔で埋め込まれていた。埋め込んだすき間の総延長は約800メートルにもおよび、膨大な量の漆が使われたとみられる。現在の本殿が江戸中期の延享元(1744)年に建立された際に使用された可能性が高いという。
屋根修理は延享以来、今回で4回目になるが、記録には残っていなかった。9月から大屋根の檜皮をはぐ作業をしたあと、設計監理する文化財建造物保存技術協会の今井成享所長らが突き止めた。
全国各地の社寺に詳しい今井所長は「下地に野地板が三重に張り、継ぎ目には漆を埋めるなど二重三重にも雨漏れの対策をしている。当時の職人たちの丁寧な仕事ぶりが垣間見え、日本木造住宅の原点を伝えている」と話す。
一方、文化庁文化財部の村田健一・主任文化財調査官は「昭和28年の遷宮記録にもなく貴重な発見。今後の調査も期待でき、日本を代表する神社建築の大社造の全容を解明してほしい」と期待を寄せている。
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パロマ中毒死、5月判決=元社長ら改めて無罪主張−東京地裁(時事通信)
パロマ工業(名古屋市)製のガス瞬間湯沸かし器による一酸化炭素(CO)中毒で私立大生上嶋浩幸さん=当時(18)=が亡くなった事故で、業務上過失致死傷罪に問われた元社長小林敏宏(72)、元品質管理部長鎌塚渉(59)両被告の公判が18日、東京地裁(半田靖史裁判長)であり、弁護側が最終弁論で改めて無罪を主張し、結審した。判決は5月11日に言い渡される。
弁護側は、パロマは社員や修理代行店への教育など事故防止に必要な対策を取っており、事故は予想できず、回避もできなかったと主張。また、事故情報をすべて把握できる立場になく、全国的な対策を取れたのはパロマではなく経済産業省だったとした。
最終意見陳述で小林被告は「公正な判決を賜りたい」と述べた。
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屋根修理は延享以来、今回で4回目になるが、記録には残っていなかった。9月から大屋根の檜皮をはぐ作業をしたあと、設計監理する文化財建造物保存技術協会の今井成享所長らが突き止めた。
全国各地の社寺に詳しい今井所長は「下地に野地板が三重に張り、継ぎ目には漆を埋めるなど二重三重にも雨漏れの対策をしている。当時の職人たちの丁寧な仕事ぶりが垣間見え、日本木造住宅の原点を伝えている」と話す。
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刻苧は、生漆(きうるし)に刻んだ麻や木粉を混ぜ、漆器の素地の合わせ目や割れ目をふさぐ充填(じゅうてん)剤として使われる伝統工芸技法。
檜皮(厚さ約30〜90センチ)下の野地板と目板の継ぎ目などに幅約1センチ、深さ6ミリ前後に約30センチ間隔で埋め込まれていた。埋め込んだすき間の総延長は約800メートルにもおよび、膨大な量の漆が使われたとみられる。現在の本殿が江戸中期の延享元(1744)年に建立された際に使用された可能性が高いという。
屋根修理は延享以来、今回で4回目になるが、記録には残っていなかった。9月から大屋根の檜皮をはぐ作業をしたあと、設計監理する文化財建造物保存技術協会の今井成享所長らが突き止めた。
全国各地の社寺に詳しい今井所長は「下地に野地板が三重に張り、継ぎ目には漆を埋めるなど二重三重にも雨漏れの対策をしている。当時の職人たちの丁寧な仕事ぶりが垣間見え、日本木造住宅の原点を伝えている」と話す。
一方、文化庁文化財部の村田健一・主任文化財調査官は「昭和28年の遷宮記録にもなく貴重な発見。今後の調査も期待でき、日本を代表する神社建築の大社造の全容を解明してほしい」と期待を寄せている。
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